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シュナロゴトリマーへの道(2)…養成機関の授業内容

今回は授業内容の紹介をします。
まずは道具一式をそろえましょう。ハサミやドライヤー、コーム、バリカン等一式10万くらいかかります。これは学校から購入することになります。

授業内容は最初はこの道具の使い方から。
ハサミの動かし方などは慣れるまでちょっと大変です。普段のハサミとは持ち方が違うので、二ヶ月は苦労するかもしれません。3ヶ月もすれば、一通り出来るようになります。

道具の使い方を覚えたら、次はトリミング前の下準備の勉強です。
爪切り、耳掃除、毛玉解きの仕方から、シャンプー、乾かしまでを一つ一つ教わっていきます。

実際犬に触るのはすぐにできますが、最初は先生がカットするのを見たり、何人かで一頭の犬を少しずつ触らせてもらうところから始まります。そこから4〜5人のグループで一頭、2〜3人で一頭、と段々人数を減らしていき、最終的には一人で一頭仕上げられるまで鍛えられます。

一年生では基礎を学びながら、犬種ごとの特徴あるカットを覚えていきます。特にプードルはトリマーのライセンス試験に使われる犬種なので重点的に勉強します。
一年の終わりにC級ライセンスの試験があります(学科試験と実技試験)。C級はほとんどの人は落ちることはないと思います。これをパスして二年にあがると、今度はテリア犬種やコッカスパニエルなどのトリミングの複雑な犬種を学びます。

二年生になると一人一頭は当たり前で、より短時間で出来るように勉強していきます。
学科は1〜2年を通してあります。犬の歴史や遺伝、行動学、病気などを学びます。そうして二年の終わりにB級ライセンス試験を受けて卒業となります。

まじめに通っていれば、入学までに一切知識がなくてもC級合格までは上手くいくはずです。
クラスは高卒者が多いですが、社会人になってから入ってくる人もいるので30〜40代の人もいます。店長は社会人を3年やった後に入学しました。犬好きが集まっているので、年が離れていてもクラスメートとしてうまくやっていけると思います。

犬を飼ったことがない人でも、一つ一つ丁寧に教えてくれるのでついていけないことはありません。
ただ、生徒が触るモデル犬は一般に飼っている人のわんちゃんをお借りしてくるので、様々な癖があります。
言うこと聞かなかったり噛みついたりすることもよくあります。『カワイイから好き』というそれだけでこの仕事を選ぶと、理想と現実のギャップに脱落してしまう人もいます。
癖のある犬を扱えるようになって一人前なので、噛みつく犬も嫌がらずに作業していれば身に付くことも多いのです。
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